京都国立博物館 国宝展

行ってきました国宝展2期。

もちろん目当ては「龍光院曜変天目」。

あいにくの台風の雨のおかげでやや人入りの少なかった国宝展。

30分程度の待ち時間で入れました。

順路は最初に3階にエレベーターで上がり、ぐるぐる降りて来るのですが、龍光院曜変天目は1階にあります。

この日は順路逆走…出口からの進入が認められており、いきなり1階に入れました。

中には曜変天目だけの待ち行列があり、これも10分程度ではけます。

曜変天目のケースを中心にぐるっと廻って観察できます。

…EXPO70の月の石の展示みたい。

何周しても怒られないので気の済むまでぐるぐる廻るといいでしょう。


さて現物。

龍光院曜変天目は、3碗の中で一番「天目としてのサイズ、形」が天目らしいと思いました。

テクスチャーは、薄く青と緑がきらめく中に白というか肌色というかの星が散っています。

他の2碗に比べ、星というより「エイ皮の星」のような感じで、ややグロテスク。

失礼ながら3碗の中では一つ格下かな?という印象でした。



あとは東京で見れるものをさっくりぽんとスルーして見たいもの見て帰ればいいと思います。