茶茶くらぶ:その2

仕事が忙しく定期的に教わりに行けない、とかの理由で
茶道を続けられなかった人間が茶道に耽る事ができる様な場を作った。
これが茶茶くらぶの大きな貢献だったと思う。

今回の破産は身の丈に合わない経営拡大の失敗、という風に見える。
今まで茶道できなかった人を呼び込めた、という部分は別に失敗でもなんでもない。

裏は「引次資格取得後、所定の手続きを経て、弟子の許状申請の取次を行える様になる」という仕組みで師匠の許可無く弟子が講師として独立できない仕組みを作っていた。
茶茶くらぶはこの仕組みに風穴を開け、バイトでも講師になれる、という仕組みを作ってしまったのだと思う。

裏としてはそれを潰したかった、というのはあるかもしれない。だからといって、従来の社中システムで汲み取れなかった7000人が路頭に迷っているのを放置するのはもったいないと思うのだが。