2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「かんやきゃくきたりて」

3月の展覧会

関東は正月明け展示の終了時期。 関西では一足先にGWの春展示開始。関東は行くトコは行ったし、関西はGWに行くだろうしで、3月は微妙だねぇ。 東京 期間 タイトル 備考 三井記念美術館 -4/4 三井家のおひなさま 茶道具有 出光美術館 -3/22 麗しのうつわ 畠山…

「そでのか」

趣味悠々「茶の湯表千家一期一会」第4回

今回は懐石の食べ方編。お、座蒲団してる。後ろが襖の茶室ってなんか落ち着かないな〜。お正客役の年期が凄い感じだ。こうやってみると、ホストが部屋に居なくてメインゲストがいろいろ作業するティーパーティーって不思議。あれ?千鳥の杯は?八寸スルー?……

「さわらび」

鈍翁と魯山人

鈍翁 益田孝より。さまざまな芸術家のパトロンだった鈍翁だが、魯山人の接近を回避しつづけたらしい。山師的な雰囲気を回避しての事ではなかったか、というのが著者の考え。その為、魯山人は鈍翁の庇護・指導を受ける事はできず: それはまた、魯山人の芸術…

「あづさゆみ」

鈍翁とお金

鈍翁 益田孝より。 三井物産は三井の金を使わず、事実上益田の個人会社としてスタートしたという。んで、三井物産創設時に、益田が三井家と契約した条件には以下の項目があった。 益田は会社から二百円の月給の他、利益金の一割を賞与として受取るといふもの…

「しゅんのうでん」

鈍翁 益田孝

白崎秀雄/新潮社/1981年。1998年の中公文庫版もあるらしいが古本屋でよく見るのはハードカバー版。 これはすごい伝記である。茶人鈍翁というより、益田孝の人生を、益田孝の人生というより、日本史を切り取った一冊、という感じだ。 茶のエピソードはもちろ…

「ごりん」

五条坂陶芸のまち今昔

田村喜子/新潮社/1988年。五条坂を登っていて、焼物の町、という印象は無い。 茶碗屋が並んでいるが、それだけ。だが、この本によると、五条坂には実際に窯元が林立していて、登り窯の煙はもうもうと、先斗町から苦情が来る程だったという。しかも、薪を運び…

「あおによし」

炭を洗う

天気もからりといい感じなので、今日は炭を洗う。 去年も炭を洗ったが、バーベキュー用の安い炭だった。今回は不揃いの切り落しながら、一応茶道用の菊炭だったので、粉や破片の量はぐっと少ない。 この切り落し、随分前に買って、結構使ってきてたんだけど…

「こちふかば」

茶の湯入門 おしゃれな茶道 美しい作法と心得

鈴木宗松/金園社/1990年。有楽流の先生が書いたお茶の入門書。 これ、結構いい入門書ですよ。 “お茶の心と美しい動き”の章では、いろんな美しさを強調。「美しく座る」「美しく立つ」「美しく持つ手」「美しく置く手」いろんな所作の美しさに関して書かれて…

「なにわづに」

衣紋

町中で、たまに着物の若いカップルを見掛けたりする。ほほえましいなぁって思う。 …でもヒトコト言いたい。 私は着物来た回数少ないし、あまりちゃんと着付けもできていない。でもこれだけは言える。 「男の抜けた衣紋はキモい」 …一度、衣紋の抜けちゃって…

「きごとにはなぞ」朝、雪が降っていたので、「今日は公園へ梅の花に積もった雪を見に行こう」とか思っていたら、昼には気温が上がってそんな風情ではありませんでした…。

火伝 千幸兵衛

コンビニで謎のお菓子「火伝 千幸兵衛」を購入。亀田製菓と書いてあるが亀田製菓のページには紹介が存在せず。裏にこんな事が書いてある。 茶人「千利休」の弟子 「幸兵衛(こうべい)」 彼の焼いた茶菓子が秀逸で 褒美に与えられた名が 「千幸兵衛(せんのこう…

「たまはばき」

趣味悠々「茶の湯表千家一期一会」第3回

第3回は濃茶の呑み様と道具の拝見。 濃茶の呑み様:前回、エライ勢いで干菓子食べて薄茶呑んでたのに比べると、今回は落ち着いたスピード。濃茶だから? 亭主の「服加減は如何?」に対して客は黙礼。 客は「お詰めは?」と聞くけど亭主回答に対しては沈黙。…

「いやしげよごと」

早稲田の古文書

古文書のトコでちょっと紹介したけど、早稲田大学図書館の古典籍総合データベースは凄いぜ。http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/ 「茶」で検索すると316件も出て来るぜ。…一茶とかも含まれるけどな。 茶道筌蹄 http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/ht…

「はつゆめ」

趣味悠々「茶の湯表千家一期一会」第2回

第2回は菓子食って薄茶飲むまで。 いきなりヌッキーでスタート。今回は家元は出ず…初回挨拶のみか。 おもしろかった?のは客一同の所作がすんげい速い事。ちょーサクサク進む。なんじゃこりゃ。早送りか?ってな感じ。放送の都合?それともこれが表のフツー…

「ておぶろみん」

趣味悠々「茶の湯表千家一期一会」第1回

…貫名宗匠の下半身に興味しんしん。全裸で正座してくんないかなぁ。下半身だけ裸でも可。 あの正座のぺたっと低いのはどうなっているのか着物の中を見てみたいのさ。 さて、今回は襖の開け閉めとか床の拝見とか。本気で入門編ビデオ作る気か?という感じの内…

「いてかえし」

歴史秘話ヒストリア “ひょうきん”に命がけ〜戦国武将・古田織部 美の革命

織部の役者さんの楽しげな小物感がよかった。それはさておき。 知っている内容ではあったものの、結構面白かった。山田芳裕先生、久野先生、熊倉先生も出て来て盛り沢山…というかちょっと散漫になったかなぁ。 ドラマパートでの、あぐらかいてお茶、ってのが…