2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

野点籠と茶碗

GWに多治見で買った黄瀬戸「風」茶碗のサイズは直径9センチ、高さ7センチ。この茶碗にぴったりの竹籠の弁当箱が販売されていたので購入。でもこの黄瀬戸風茶碗、味わいいまいち。なので別の茶碗を探したのだが、ここで問題発生。黄瀬戸風、かなり小さいシロ…

三陽菓子司。練切きんとんのイガに栗。甘露煮そのままはちょっと萎え。

マイ野点籠

野点用の籠、できました。 箱 購入。弁当箱用の竹籠。 盆 自作。朱漆2枚組。 茶碗 購入。美濃焼。 茶筅筒 自作。一閑張もがき。茶筅はもちろん購入(作れねーよ) 茶巾筒 購入。聞香杯の転用あるいは小茶巾入れで代用。 茶杓 自作。短め。 棗 自作。乾漆。 機…

風炉平点前

お稽古で、最後の風炉の月として風炉の平点前をさせてもらえた。 待ちに待ってた平点前。なんとうれしいことであろうか。 これで家の風炉でも練習できるのだ!でも、ここからが大変。まず、教わった事を思いだし、整理し、ノートに記入。 盆でやった部分は体…

左利き

「あら、あなた左利きなの?ここでは直しましょうね」私が同じ日に入門した人が言われたことだ。言われた左利きの人は結局来なくなってしまった。利き手が原因かは定かではない。茶道は右利きの為の技術だ。刀は右手、の武家茶道は特に厳密だろう。利き手の…

栗鹿の子

青柳。月末になり買う菓子のネタが尽きて来た。

盆点てと建水

盆点てばかりやってゐる。 盆点てばかりやってゐる。 さすがに飽きてサボってゐる。そんな日々である。どの流派でもそうだと思うのだが、盆点てでは水指は使わない。水を入れて湯返し、とかしないので鉄瓶のお湯もたぎったままである。茶筅通し、戻して一旦…

伊勢の菊

築地ちとせ。練り切り箆押し。かなり精緻な押し方かな。

和菓子屋のホームページ

世はインターネットの時代である(いまさら?)つーことで、大手和菓子屋さんもWebを利用している。というか、十数年前のインターネット黎明期、「ISP以外が自前でサーバを立ててドメイン名をとってWEBページを公開する」というのがまだまだ珍しかった頃、和菓…

三陽菓子司。紅白ぼかし練り切りのへらもの。

路傍の竹

あまた美術館をめぐって茶杓を拝見し、さんざ目を肥した。 沢庵和尚の茶杓は侍よりよっぽど漢らしく、不昧公の茶杓は端正。そんな状況で茶杓を削りはじめると、もっといい茶杓を、もっといい茶杓をと思う。 当然竹選びの条件が厳しくなって行く。竹の色、景…

深川伊勢屋。つぶ餡を羊羹で包まず筒に巻くのが珍しい。つぶ餡部分が激甘だ。

うさぎ

10月和菓子「うさぎ」。求肥比率の高いべたべたした練り切りに寒梅粉まぶし。練切で赤い目。針金で耳を焼き印。中身は「栗むいちゃいました」を裏ごした栗餡練り切り。十五夜の時は月がネタだったので十三夜は兎。すっきり晴れわたったんでベランダからお月…

白菊

築地ちとせ。求肥餅に寒梅粉か?

コーラ

前に「お薄にはチョコが合う」という話を書いた事がある。今度はお薄頂戴した後、後口に抹茶味が残ってしまった場合の話。口直しにコーラ、それもコカコーラZEROを呑むと何故だかうまい、のだ。 抹茶は微粉末なので、炭酸が洗い流してくれるだけだと思うが。…

桑山美術館と昭和美術館

所用あり名古屋へ(ご紹介頂いた銀茶会は断念)。もちろんついでに美術館。桑山美術館「茶人の好みと見立て」。見立て道具中心の展示。 とはいえ、さほど奇異な見立てではなく、今や一般化したような見立て物。漆器の化粧用具→香合、とか。 鈍翁の書が素敵なの…

井戸茶碗の話

井戸茶碗は生活雑器ではない、という主張をする韓国の陶工がいる。http://www.dento-mirai.jp/dento-mirai-juku/2006_06_syimpo01.htm 朝鮮半島では食器を卓に置いて匙で食べる。 井戸茶碗の高い高台ではひっくり返してしまう 日本人が井戸茶碗を見て、日本…

秋の山路

金沢村上。緑白きんとん上に鹿の子豆。結構おいしい。

桃山以前の陶芸

いろいろ勉強して来て思う事。 室町時代末期の日本の陶芸のレベルはめちゃめちゃ低い。磁器も作れない、陶器もなかなか焼き締められない、釉薬の色は限られる、絵付けもろくにできない。 同時代の漆芸、彫刻などのレベルを考えると、陶芸だけ異様にレベルが…

紫式部

金沢村上。紫白の茶巾絞りに色付芥子。なんかウミウシっぽい。

やきもの名鑑2 桃山の茶陶

でっかい図鑑サイズのシリーズで 黄瀬戸→志野/瀬戸黒→織部 楽 唐津 萩 等の桃山期に興った茶陶を解説した本。見どころが非常に判りやすく解説されていたり、黄瀬戸から織部の歴史の流れが写真で判るようにできている。軽妙なコラムもあり、お勧め。

三陽菓子司。練切。艶天無しでマットな仕上げ。ヘタは桔梗型を利用か?参考になった。

お稽古先

妻の稽古先の話が、善し悪しはともかく、いったん決着したので私の話。色々悩んだが、結局、10月からも元の稽古場、元の流派を続ける事にした。いまさら他流派に移っても、客稽古、空点前、略盆とかで今年が終り、炉の点前は早くて12月だろう。それならば今…

山路

塩瀬。浮島と羊羹で栗をサンド。各社山路の中で最も地味、でもうまい。

夏すがた

金魚やいちご型の羊羹のういたゼリー。涼菓の類である。実はこれ、某塩瀬本店の店頭に先週まで並んでいた。念の為書いとくが今は10月。本店はフロア内に茶室があり裏の業躰さんが教室を開いている。指導に来る人、お稽古に来る人に対しマイナスのアピールだ…

茶茶くらぶ終了

終っちゃいました茶茶くらぶ。皆さんお疲れ様でした。この場で茶茶の話をするのはこれが最後のつもり。経営譲渡をするには、家賃と払い込み済受講料が重かったのかな?採算化するまでしばらくかかりそうだもんね。しかも前売チケットシステムだと次のインカ…

大徳川展

語るべきはただ二つ。いや三つ。 肩衝 銘「初花」 明るい飴色。釉が肩の部分で薄れ、爽やか。 肩衝 銘「新田」 微かに青に輝く部分あり。漆補修なのか窯変なのか釉なのか判然としない複雑な景色。 文琳 銘「秋野」 えらく細身の文琳。柿色で愛らしい。 流布…

茶杓をあぶる

藤田先生の示唆に従い、煮沸無しでアルコールランプを使用して竹を曲げてみる。焦げる。折れる。時間が掛かる。手熱い。目焼ける。遠火であぶると曲がらない。 あと手、ずたずた。関係ないけど。6本くらい試したが、うまくいった!感ナッシング。難しい。ま…

奥山

築地ちとせ。求肥を餡包みし紅葉の練りきり乗せ。

茶道具骨董屋

会社から歩いて10分ほどの距離に、ぽつんと茶道具屋がある。休日は休み。 平日の昼休みは飯食いに行っているらしく閉じている。 夕方は早々にしまっている。 つまり私の行ける時間には営業していないわけだ。京橋にも昼飯食うから昼は休み、という店はいくつ…