2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

12月の展覧会

秋の展示は概ね12月上旬で終了。新春の展示に切り替わる。 そんな御新規さんの中では林原美術館の展示が気になる〜。 東京 期間 タイトル 備考 三井記念美術館 12/10-1/24 国宝雪松図と能面 別展示有 五島美術館 12/6-2/15 茶道具取合せ展 畠山記念館 -12/14…

資料としての茶話指月集

利休の茶を語る時、南方録と茶話指月集が例に挙がる。そして南方録は偽書である、とされる。立花実山が、利休の弟子である南坊宗啓が書いた本を発見したもの。でも利休の弟子に南坊宗啓なんていないし、南坊宗啓が書いた本を発見したのでもない。 立花実山が…

ドレスコード

大寄せに行くと、たまに振袖の若い女性客に出会う事がある。なんであんな格好しているんだろう?ハレとケというレベルでのドレスコード的には多分問題ない。でも廻りの人は止めてやれよ、とかは思う。振袖の客には、同年配の振袖の連れがいる事が多い。親子…

側面

お茶を点てる時。勢い良く湯を落してしまうと湯が跳ね返り、茶筅摺りの上まで抹茶が上がって来る事が有る。茶碗の側面に茶筅を持っていく訳にもいかず、お茶を点てても抹茶が粉のまま残ったりして不細工限りない。もちろん、湯を勢い良く落さない、というの…

泡雪

茶道全集其の十の用語解説に「泡雪」の解説がある。卵白を茶筅で泡立てたもの。…茶筅?ってことは戦前にはまだホイッパーの類は日本になかったんだな。でも茶筅じゃなんとなくゆるーくしか立てられ無かったんではないかと言う気がする。でも茶筅で角の立つく…

香雪美術館 古儀茶道藪内流伝来の名品と取り合わせ

香雪さんのコレクションと藪内家伝来の茶道具で、藪内流の棚飾りを18種取り合わせた展示。私は卓とか棚とか長板とか使うお点前はあんま興味ないんだけど、そんな私でもいろんな棚飾りが見れて面白かった。猫額棚とかはじめて見たなー。道具の方も結構素敵。…

滴翠美術館 茶碗展―国焼を中心に

インターネットの時代になっても、情報の入りにくい美術館と言うものは存在する。白鶴美術館。出羽桜美術館。昨日書いた斎田記念館もそう。こういった美術館は、だめもとで行ってみる他ないわけだ。てなわけで滴翠美術館がどーゆーとこか判らないまま行って…

斎田記念館 商家の茶道具

「円相?でもキャプションには大黒天図って書いてあるし…円の上の小さいのは打出の小鎚と頭巾の一部…?あ、背中側から見た大黒天図(主に袋)か!」これだけでモト取った気持ち。…今回の斎田記念館は、斎田記念館所蔵の茶書コレクションではなく、名古屋市博物…

後輩

私も1年半ばかりお教室へ通っているので、既に後輩というのが存在する。仲よさそうな女性トリオなのだが、折れた茶筅や髪の毛が入った薄茶を出してくれる等なかなかの初心者っぷり。さて、この後輩達、茶会にぜんぜん興味がないみたい。大寄せに来れば?とい…

マイ練習炉

昨日紹介したマイ練習炉の詳細。構造はこんな感じ。畳の厚さ3センチと、そこから上に2センチ突き出させた合計5センチの高さの釜を自作しました。釜の高さは炉縁のとこで柄杓に指が入る、という高さから三角関数使って計算で決定。最初はモノホンの釜を買って…

炉開き

今年も炉のシーズンが来ました。去年は炉の練習のために、セルクルと不織布で作ったインチキ炉を使用しておりました。こんな奴↓。 どこに置いても使える、という便利グッズではありましたが、 いくらなんでも炉に見えない、という欠点がありました。さすがに…

アスキーアート

割とよく見るアスキーアート。喫茶去と円相を兼ね備えているのではないか?とかふと思った。 お茶ドゾドゾドゾー。 旦~ 旦~ 旦~ ヽ )ノ 旦~ ⌒(゚д゚)ノ 旦~ /. ( ヽ 旦~ 旦~ 旦~ 宗旦の旦の字がお茶に見えてしまう昨今。

なにがし庵色紙

禅語っぽい墨蹟も飽きたので、ひらがなを書いてみた。色紙はむら染めの和紙を適当に重ねてちぎって破片同士をつないだもの。内容は読めると思うので書かない。…判るね?追記:色紙の感想を書き忘れてた。 半紙と違って和紙に字を書くのはざらざら書きにくい …

ZEN

日本かぶれした外人は、何故か禅が好きだ。でも彼らは禅をスピリツァルな体験として捉えているだけで、それが宗教である、という感覚を持っているんだろうか?あるいはディベートの教育受けて来ているだけに、逆に禅問答の不条理が新鮮だっただけとか?って…

じぶんなり仕覆

じぶんなり小棗に仕覆を作ってみた。素材は安い針屋紋の古帛紗。http://www.kinranya.com/user/index.php?menu_id=4&main_content_type=SHOP こういうショップから買ってもいいんだけど、現物見れないので躊躇。裏地は青海波のはぎれ。紐と一緒に100円ショッ…

宝塚

宝塚のナントカ組は小林一三がお茶の趣味から付けたんではないか?という気がして調べた。逸翁存命中の組は以下の通り。1921年 花組、月組 1924年 雪組 1933年 星組という事なので、まず花月から取って、次に雪月花に増加。 でも星はよく判んないね。無理矢…

北村美術館 深秋のころ

北村美術館は、お茶会をなぞる形式での展示である。ある意味跡見の茶会みたい。 今回の展示でもそう。末廣の茶入、仕覆が一つ拝見する時の置き方で置かれている。でもそれとは別に、箱などが置かれる別の展示場所に末廣の茶入用の仕覆が二つ、置かれている。…

大西清右衛門美術館 大西家歴代展

釜の良し悪し。それは私にはまだ良く判らないコト。だから、イイ釜を見て目を肥せばいいんじゃないかと思ってこちらへ。二代浄清作の鶴ノ釜を始めに、歴代の素敵釜を拝見する。側面が切り立った釜の側面の絵って、炉に据えちゃうと見えないんじゃなかろうか…

野村美術館 館蔵名品展

あ、ありのまま今 起こった事を話すぜ!『おれは立礼席についたと思ったら正客席に点て出しが出た』な、何を言っているのか わからねーと思うがおれも何を(略) …立礼席 担当 裏千家 ××(←亭主名な)とか書いてあって、立礼棚と道具が置いてあれば、普通、お点…

金地院 八つ窓の茶席

「う!高!」金地院の八窓席を見せて頂くには、特別拝観料が掛かる。拝観料 → 特別拝観料になるんだと思っていたので、拝観料+特別拝観料になると思っておらずちょっとびっくりしてしまった。でも一人1100円の価値は充分にある。ってか有りすぎ。狩野尚信の…

藤田美術館 渡来した陶磁器たち

藤田へ行くとだいたい痺れっぱなしになる。 ここのコレクション。質では日本一でなかろうか。曜変天目。二度目なのでいまさら書く事はない。…とか書きたいが、金覆輪近くに朱漆のつくろいがあるのは前回気付かなかった。俺の目はいったい何を見ていたのか。…

湯木美術館 茶道具と器に見る四季の花

茶碗無し。名物茶入無し。そんな今回の展示。では、つまらなかったか?いや、そんな事はなかったね。ただ、かなりの部分、不昧公の消息「しるこの文」が今回の展示を支えてくれた感じだ。内容は「雪も積もったし、茶会やるからきなよ、例のしるこも用意させ…

伝物

先生から最初の伝物(というのか?)のお許しと言うのが出た。先生の自宅稽古場へ行ってマンツーマンの授業を行い、お点前を伝授していただく、という奴だ。私も茶書を読み耽っている人間なので、稽古には時に口伝による伝授とそこでの謝礼の発生があるのは知…

折り畳み茶筅

野点用茶筅は持ち運び便利なのだがどーにも泡が点たない。 なのでふつーの数穂を旅に持って行くのはどうだろう、と思った。しかし数穂は茶筅筒に納めようが納めまいが長すぎて、野点籠への収まりが悪い。という事で数穂の柄を切ってみた。切っただけだと使え…

仙石秀政

仙石秀政はマンガ「センゴク」の主人公であるが、歴史ファンには「頭悪い」の一言で大変人気のない武将である。さて、その仙石秀政は、娘を古田織部の息子に嫁がせている。それは知ってた。最近知った事。息子の忠政の嫁に小堀作内(織田有楽斎家臣)の娘を貰…

四方釜

昔、多湖輝の『頭の体操』に「マンホールの蓋はなぜ丸いのか」という問題があった。もちろん、丸くすればどう扱っても蓋がマンホールに落っこちないで済むからである。これを四角くしたら、短辺と対角線の長さが違うので斜めにすると蓋がマンホールに落っこ…

昭和美術館 茶道具のこころ 禅と茶

学芸会。昭和美術館の展示を一言で表すとそうなる。 幾多の名品の間に全然関係ない内容のキャプションのパネル。そしてパネル展示の内容は学芸会クラス。これが昭和美術館の展示スタイル。昔はなんだかな〜と思っていたが、最近はなんか楽しみになっている。…

天目茶碗の扱い

↑だけだとあんまりにも寂しい日記になるので、なにがし庵からの耳より情報。金覆輪のついた天目茶碗は、レンジでチンしてはいけない。以上。

桑山美術館 茶の湯にみる歌のしらべ

一階は歌銘ものの展示。二階は動物テーマの茶道具。メインは一階の方だ。 歌銘のある道具には二種類ある。まず一つは、歌にちなめそうな、なにかしらの特徴を持った、癖のある道具達だ。もう一つは、無理にでも歌銘でもつけなければ世に残らなかったであろう…

徳川美術館 室町将軍家の至宝を探る

よーし、おじさん君台観左右帳記にある唐物名物みちゃうぞ〜そんな感じで入場しても、特集展示にたどり着く前にお腹一杯になってしまう。それが徳川美術館のグレートなところだ。刀に能衣装、茶道具と常設展示だけでいろいろあって、盛り沢山。瓢箪茶入の玉…