2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

宮の鳩

榮太樓總本舗。練り切り茶巾絞りで丸め、ひと押し+箆目1本で鳩か。単純にしてすばらしい造形だ。江戸の菓子屋だったんだね。なんか宮城の菓子屋だと思っていた。榮太樓と榮太楼。微妙微妙。↓榮太樓のページより。いつまでリンク持つかな?

広間を歩く

広い場所での大寄せ。ちょっとした手伝いをしたり、客として過ごしたりの一日。こんな環境でひそかに試し続けていたのは擦り足の練習。家の二畳、お教室の八畳ですらやりにくかった擦り足で歩きまくり。結果、大腿四頭筋*1に微妙な筋肉痛。正しい歩き方をし…

古埜木堂。練切型押。特筆すべき点無し。と言うか、特徴無さ過ぎ。 小さい和菓子屋では吹き寄せや金平糖を置いてはいるが、たいてい自家製ではない。上生はどうなのだろう?聞くのはちょい辛い。

大寄せの正客

座敷での大寄せでは、立礼に比べて正客、というものの扱いが違う気がする。席主は正客と次客で挨拶を別にするし、客側も正客を強く意識する。広場やイベントの際の立礼に比べ、座敷の大寄せに行く、というのが若干敷居が高く、その分強く茶会の意識があるせ…

冬どり

金沢村上。練り切り手型物。捻った練りきりに胡麻で目をつけ、うずくまる鳥を表現。氷餅がちょっと積もっている。

大寄せの客

立礼の経験はあったが座敷での客、というのははじめてだった。座る。40分後。猛烈に足が痺れた私がいた。お点前の練習を毎日して、段々正座に慣れて来たと思っていた。しかし、客になる、というのは、お点前よりずっと辛い。お点前中は前後左右の多少の体重…

茶花

築地ちとせ。ピンクぼかし練切の箆押し。山茶花なのだろうか?ピンクの宇宙人とか謎のビーグル犬とか、そんな形だが。

炭を置く

炭。その最初からを見た。 こういうハレの場でもないと炭なんてなかなか見れないし、単なる客では炉の炭を拝見するのは難しい。 炉の灰はこういう風に盛るのか。 五徳の高さ調節って難しいな。電熱器では判らなかった。 湿し灰はこうまくのか。 あ、ここで香…

大寄せのお点前

自流派の大寄せに参加。自分のダメさをいろいろな面で痛感。でもまぁ初心者だから当然だ、と開き直り中。いや、そうでも思っとかないと辛くてよ。私は入門したての初心者なので客として参加。とても人前に出せないもんな。まぁ準備と後かたづけのトコで力仕…

中棗

中棗は「ちゅうなつめ」と読む。何の疑問もなかった。でも「なかなつめ」という読み方もあるみたい。大棗が「おおなつめ」であって「だいなつめ」でないので「なかなつめ」という読み方もありといえばありか?でもなんかしっくりこないなー。

武者小路千家

からす、まるまる、ふとるまち。母がはじめて京都に来た時、烏丸丸太町*1をこう読んだとか。…母さん、鳥辺野は川のもっとむこうですよ。ま、京都の地名はいろいろ変なのがある。そういった通りの一つ、武者小路に官休庵がある。だから武者小路千家。んじゃ引…

初霜

金沢村上。「峰の雪」を頼んだのに、袋から出て来たのはこいつだった。紫白ぼかし練り切りに花弁型をちょんちょんと押し。なんか海産物っぽい。つーか、たこのまくら?

南方録を読む

熊倉功夫。歴史的評価としては「偽書」の南方録。先生としては研究者としてそう書かざるを得ない。でも茶道界での評価は必ずしもそこまで確定していない*1ので、簡単に一刀両断で「偽書でーす」と書いてしまうと、淡交での連載が打ち切られ兼ねない。熊倉先…

熟柿

江戸風御菓子司長門。えっらく綺麗な羊羹包み。と思ったら、柿色練り切りの艶天掛けだった。これはこれでナイス。練り切り若干軟らかめ。熟柿って食感にしたかったのか?

余計な音

茶の湯では静寂の中に点前の音がやさしく響く。でも、いらない音ってのもある。私は立ち座りすると膝がこきんこきんと鳴る。この音はなんかマヌケだ。ま、こんなの切実な問題ではない。腹の鳴る音、げっぷやオナラ。こういったものはちょい辛い。姿勢良くす…

銀杏

築地ちとせ。黄と黄緑のきんとんにオレンジの練り切りの玉をちょんちょんとのせ。銀杏の木と実か?臭そう。

つくばい

藪内家の燕庵には文覚上人の墓石を使ったつくばいがある。ずいぶん前にNHKで見た時結構ひいた。しれっと説明する御当代すげぇ、と思った。利休も墓石や仏塔を庭に使ったらしい。参禅してた人達がこういう事してバチあたり、という感覚は無かったのだろうか?…

乱菊

江戸風御菓子司長門。黄色のしべのついたピンクのきんとん。

お茶を点てる

抹茶がきれいに泡立つ時、全然ダメな時がある。毎日同じ茶筅で同じ茶碗、多分同じ温度のお湯で、同じ抹茶を点てて、きれいに点つ、全く点たないがある。全く点たない時は、いくら頑張っても点たない。考えられるのは抹茶とお湯の配分なのだが、そんな変動す…

正座する

最近気付いたのだが私の右足甲には謎の突起がある。指のつけねではなく、甲の中程にある。 ごりごり硬い。骨だと思うんだけど。中足骨骨折の痕跡だろうか?こんなトコ折った記憶はないが。左にはない。正座するとこれがピンポイントに畳につきささる。痛い。…

畳を歩く

畳をうまく歩けない。どっちの足を引いて、のステップが判らないのではなく、どう歩けば美しいか、のフォームがうまくいかない。ついついドスドス歩いてしまう。直したいが自宅では狭くて狭くて練習にならない。日本の武道は大抵擦り足が基本である。柔道も…

亥の子

江戸風御菓子司長門。求肥に胡麻。ミニ胡麻お萩。

茶碗を廻す

客はお茶を頂く前に、茶碗を時計回りに廻しお茶を頂く。どれくらい廻すかは流派により違う。うちの流派の客作法では、時計回りにちょいとずらして、正面を避ければいいことになっている。茶碗を廻すのは、正面を使うのは申し訳ない、というのが理由。また、…

深山路

塩瀬。羊羹浮島サンド。今月の深山路と先月の山路。先月のが深いんじゃない?↓深山路。 ↓山路。

建水を拝見する

ずいぶん前、疑問が湧いて調べた事がある。「建水が名物だったら、どうやって拝見するか」汚水が入ったものを拝見、というのが疑問だったのだ。表は組合点、という、建水の上に茶碗をドッキングさせる謎のお点前があるらしい。建水の上に茶碗がカポっと載っ…

田舎家

築地ちとせ。上用饅頭をわらぶき民家風に整形。これはある程度普通に上用饅頭を作り、熱いうちに整形しているのだろうか?作り方が想像つかん。

蓋置を持ち帰る

「裏は蓋置の扱いがいまいち」本仕舞いの時に妻が言った言葉だ。うちの流派は仕舞う時、両手でうやうやしく蓋置を持ち、清め、と丁重に扱う。裏では左手でひょいっと蓋置をつまんで柄杓持った右手に渡す、だけ。確かに蓋置の扱いが軽い。建水とか汚れ道具は…

後の華

江戸風御菓子司長門。楕円に丸めた鹿の子上に練切型押しの菊の葉。この店の上生はおしゃれだ。

建水を持ち込む

「正直うらやましい」私が点前の為に蓋置入り建水と柄杓を持ち込んだ時、妻が言った言葉だ。裏は建水の上に柄杓を置く状態で持ち込む。やじろべえである。角度間違えたり柄杓が充分に湿っていなかったりすると建水から柄杓が転がり落ちる。うちの流派は左手…

茶器と茶碗を持ち座る

妻のお点前を見ていると、茶器と茶碗を運び出す時に、水指の正面に座っていた。うちの流派は風炉の小板の右端に自分の正中線を合わせて座り、軸をぶらす事はない。 その分茶器を置く時に大きめに体が伸びる事になる。裏は茶器を安全に扱う為に水指の前に座る…