2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2月の展覧会

あんまり展示の無いシーズン、頴川美術館が目玉ですな。 東京 期間 タイトル 備考 三井記念美術館 2/10-4/3 三井家のおひなさま 「春のとりあわせ」 出光美術館 -3/21 琳派芸術 畠山記念館 -3/21 酒井抱一 琳派の華 根津美術館 -2/13 墨宝 展示室6 初春を祝…

美術骨董品投資の秘訣

三宅久之助/実業之日本社/1953年。実業之日本に連載されていた、美術品骨董品の投資に関する記事を集めたもの、らしい。骨董品が値上がりする仕組みを、著者はこう説明する。 こゝに一つの美術骨董品があるとする。 その所有者はこれを五千円で満足して手放…

茶道具の整理

びんぼーな私でも、ちょっとは道具を持っている。 実母義母からもらったのはわからないけど、自分で買った道具は10万以下の、あんまり無理の無い品中心。稽古道具にしか使えない、って程でもないけど、ドヤ顔で出せるって程のものでもないのが多い。あとは素…

林原グループ

岡山の林原グループが負債1200億を抱えてヤバい、という報道が流れている。 林原といえば、熊倉功夫館長の林原美術館。その林原美術館がどうなるのかは、情報が無いのでよく判らん。 岡山には行ったことがあるが、たまたま茶道具展をしていなかったので訪問…

ある敗北

銀座松屋「銀座古書の市」初日。会社帰りに古本を漁りに。 本棚に茶書らしき本が横倒しに。手にとろうとした瞬間、「あ、すいません」と言ってブロックされた。 古本市に行った事のない人には判りにくい話かもしれないんで解説する。 古本市で買いたい本が増…

利休の心

テレビをつけたら、八代亜紀が往年の名曲を高らかに唄い上げていた。 それを聞きながら、阿久悠という作詞家は、ひょっとしてすばらしい茶心があったんじゃないかと思った。 せっかくなので利休の七則とか南方録からひっぱってみて、もうちょっと茶の湯っぽ…

正座椅子

昨日は「しびれん僧」という素敵グッズを紹介した。しかしこの方式は、どうしても足回りに邪魔な装置がまとわり続ける、という欠点がある。 リアル足かせになってしまう。 そこで別の解決策を考えてみた。 正座椅子を尻にセットし続ける、という方法はどうだ…

しびれん僧

足の痺れ対策として、正座椅子というのがある。でも、茶室に入っておもむろに椅子を広げて尻の下に敷く、というのはあんまりスマートじゃない。 その対策として革命的なグッズがあった。http://www.jataka.co.jp/007sibirenzo/inframe-2.htmおそらくこういう…

ジェル

去年の新型インフルエンザ騒動で、すっかり除菌ジェルが一般化した。 今年は去年ほどはインフルエンザの懸念がどうこう世間を騒がせていないけれども、会社や公共施設でみかけない事がないくらい、どこにでもあるものになった。メーカーさんはさぞやウハウハ…

道安囲いと宗貞囲い

はなこさんより昨日のエントリに関し、道安囲いの分類を御教授頂いた。 広義: 点前座と客座の間に火灯口を伴う袖壁が立つ形式を全て「道安囲い」と呼ぶ 狭義: 「道安囲い」広義の道安囲いのうち、炉が出炉のもの 「宗貞囲い」広義の道安囲いのうち、炉が向切…

空願

茶道口と言えば。「貧乏な茶人が茶道口って使ってみたい!と思って利休に工夫してもらった話」というのをどこかで読んだ様な気がしたが、なかなか思い出せなくて困った。探し回った結果判明。茶道古典全集収録、草人木の「座敷の圖」でした。 是ハ和泉の堺に…

茶道口

狭い和室に二畳中板を持ち込むと、動線として茶道口が無くなる。その対策として、押入をぶちぬいて茶道口を付けるしかないかなー、という話を以前書いた。 http://d.hatena.ne.jp/plusminusx3/20090628 実は部屋は二畳+中板よりは大きいので余白がある。 こ…

割茶筅

淡交社「茶道辞典」の最後の方に以下の項目がある。 割茶筅二つ割につくらせた茶筅で、かがり編みの糸端を結合わせて使用する。 茶籠や、茶筅を立てて入れられない茶箱などに、茶筅筒に入れずに仕組むことができる。 この本以外に資料がないので良く判らんが…

電動茶筅

茶筅と言えば、以下の様なものがあるらしい。http://item.rakuten.co.jp/imayashop/10002860/「お抹茶が飲みたいけど茶筅がふれない」というニーズが全く理解できませんので、この器具の必要性も全く理解できなかったりします。茶筅なんて茶道してなくてもふ…

80本立

骨董屋とか、陶器市とか、ちょっとグレードの低い目の茶道具屋さんとかで、みょーに安い茶筅が売っている事がある。んで、その安い茶筅って大抵白竹の80本立なんだよね。 でも、なんで80本立なんだろう?数穂とか中荒穂とかなら「良く使うのでありがたいねぇ…

Pottery

iPhoneアプリで、陶芸が出来るソフトに「Pottery」というのがある。 ろくろ上の粘土を指でそっとなでると、それらしく整形できていく。これを焼いて模様や色を付けると値段がつく。そこでより高度な模様等を購入する、というゲームである。 壷作り、というソ…

主菓子

懐石があって、主菓子食って、中立して、お茶。ほんと良くできた流れだなぁって思う。 いや、大寄せに行って客になるとさ、菓子食うの忙しくって、お点前の半分は見てらんないんだよね。特に正客は、己が食い始めんと何もはじまらんと思って結構必死に食うの…

名残の茶

今、hatenaダイアリーではと「MacBook Air 11インチ欲しい!」と書くとMacBookなんちゃらが当たる、というキャンペーンをやっているらしい。うーん。MacBookなんぞいらんから「『大井戸茶碗欲しい!』と書くと大井戸茶碗が当たるキャンペーン」をやって欲し…

うさぎ

懐石では、古来畜肉を出さない。…というか、近代までは畜肉は一般に食われなかった。もちろん魚肉鳥肉は食されていた。懐石にも出されていた。 で、本題。 うさぎはどうなんだろう? 「うさぎは鳥扱いで『一羽、二羽』と数え、食肉とした」という話があるの…

初釜

お茶事の趣向ってのは、考えるだけで楽しい。もちろん、道具も茶室もない私としてはほんとにお茶事をする訳ではないんですが。いつかの為にいつも考えておく、というのも悪くはないでしょ。 この時期なら初釜。 やっぱ正月にちなむなら餅だよな…。水屋からぺ…

見立て

見立て。例えば、カフェオレボウルとか、ココットとかを茶碗に使う。例えば、梅干壷や花瓶を水指に使う。 その時、カフェオレボウルには茶道具として新たな意味付けが行われ、そこにあるのは、例えばカフェオレボウルを見立てで使った茶碗である。 さて、何…

自作細水指

例のアヤシイ花入に、自作の塗蓋を付けてみました。塗り蓋中央は彫り下げて、そこに分銅型のつまみ。これにより縦長になりすぎる細水指のフォルムを低く抑える、という効果を狙いました。 …本当はもう曲げたつまみは嫌なんづらよ。 実際お点前してみると、や…

茶の湯全書10 取合せ

佐々木三味が、取り合わせに関して簡にして要を得たサジェスチョンをしてくれている。 取合せの根本は、正確で無難なこと。これが平凡なようで、さてむずかしいのです。 何に正確か、というと だれが、だれを、いつ、どこで、何のために、どんな方法で、とい…

茶の湯全書9 主菓子と干菓子のいろいろ

お菓子編の中グラビアに、主菓子と干菓子のいろいろ、と称して写真が紹介されている。 梅実糖 打物と有平糖の盛合せ 青陽(茶巾しぼり) 未開紅(ういろう包み) ちまき 菜種巻(羊羹皮の巻物) …ちまき?ちまきが主菓子? どうやって食べるのだろう? 右手でとっ…

茶の湯全書8 そば懐石

茶の湯全書の懐石編には、いろんな懐石メニューが紹介されている。…作り方のほうはかなりあっさりですけれども。 そんな中に、なぜかそば懐石、というのが紹介されている。 信濃茶道会 福田宗位さん紹介のそれは 太そば 戸隠ざるに 汁 鬼汁 焼味噌 大根おろ…

茶の湯全書7 はまぐり棚

茶の湯全書では表、裏、武者小路の三千家それぞれの棚がいくつかが紹介されている。そんなかでぐっとくる棚は武者小路千家の「はまぐり棚」。 一枚の桐の板を、写真で見るように、はまぐり形にくり抜いて天板とし、その残りを客付きの側面に立て、勝手つきを…

偽待庵

大東建託のCMで、「利休と秀吉」篇というのをやっていた。↓で見れます。 http://www.kentaku.co.jp/about/cm03.html 「おお待庵!」とか思って良く見なおすと、冒頭に上からの映像が。キャプチャ↓ 良く見ると京畳よりずーーーっと小さい畳。そりゃ狭いわ。 …

茶の湯全書6 洋服のときのふくさ

武者小路千家のお点前の中に、洋服の時にふくさはどうするか、について書いた項がある。 洋服の胸のポケットには、よごれたものを入れませんから、清らかです。 これは懐中の代用にポケットを使う、という事ではなく、ふくさを帯に付けるかわりにポケットチ…

茶の湯全書5 グラビア 茶の湯さまざま

グラビア見開きで紹介されているのが、茶の湯普及の様々な様相。関東大学茶道連合の「学生茶会」、愛知県蟹江町の「野良のひと休みに」、「大寄せ」などが紹介されている。んで: 職場のひととき休憩時間にいたゞく一服が、午後の仕事に張りを与える。 (中略…

茶の湯全書4 グラビア ランチボックスを茶箱に

グラビアで千宗守が紹介しているのがランチボックス茶箱。 アメリカの子供のランチボックスを利用した、新しい茶箱の試み。 五人分の湯(約半リットル)の入る魔法瓶もいっしょに組みこんだこの箱一つで、ピクニックの川のほとり、庭の木陰、ドライブの車の中…