2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「スコアレスドロー」

6月の展覧会

ああ、春の展示が終って行く。このあと開始する中では五島の向付にちょっと期待かな。あ,録画予約の為にさ来月のも書いとこ。 7/1- 趣味悠々 武者小路 東京 期間 タイトル 備考 三井記念美術館 -6/28 茶の湯の名品 五島美術館 -6/21 松浦家とオランダ残照 五…

「濡れ鼠」

茶道月報と戦争

私が入手した茶道月報は昭和十年 五月号が一番古く、昭和十八年 九月号が最新。 しかし、その質はえれえ違っちゃっている。…もちろん、戦争の影響だ。 まずはページ数を比較してみるぜ。 昭和十年 五月号 134ページ 昭和十三年 五月号 166ページ 昭和十六年 …

「雨ニモ負ケズ」

茶道月報その三

茶道月報の興味深い記事をいくつか。茶道問答: 問:お家元のやうなところへあがつた時はどうして御案内を乞へばよいでせうか。先日板木の事がありましたので先生に伺ひましたら若し上京したらお玄關からだまつて上つていつてお玄關に居られる方の前で拜見お…

「わたる風」

茶道月報その二

淡交の前身、茶道月報の昭和十一年五月号。渡邊虹衣 「茶道全集の南坊録誤脱に就て」: 創元社發行「茶道全集」利休篇に収められた南坊録は記者所持の寫本 (中略) とを對照した際、創元社本には多くの誤謬又は省略された處が多いので、研究者の為左にその相異…

「はなしょうぶ」

茶道月報

茶道月報。昭和十年五月号。ぶっちゃけ淡交の前身である。こういう本はその時代の雰囲気を読むのが楽しい。おお、この店この時代からやっていたのか、とか、この時期こんな本出版されてたのか、とか、ふくさバッグってこの頃からあるのか、とか。そういう視…

「まいつばめ」

伊勢流故実

茶道全集其の一、茶説茶史篇「茶の湯源流考」山根徳太郎 著 にて、伊勢貞丈の貞丈雑記が紹介されている。 伊勢家は東山殿時代の禮法の家なる間、東山殿の茶の湯の方式傳わるべしと、世間の人の云は推量違い也。 (中略) 是は茶坊主のするわざを御手づから時の…

「いかづち」

お茶のお好み

一保堂の抹茶は、40gでいくら、というランキングがされていて、さらに詰める量で20gと40gの二種類がある。んで、中身同じでも重量でお茶銘は別である。たとえば40gで3000円のクラスの、40g缶は青雲。20g缶は若松の昔である。問題はお茶銘に対し家元好みが別…

「しんきろう」

茶のよしあし

茶の湯とは、ただ湯を沸かし茶を点てて飲むばかり。なのでおいしいお茶をお客様に差し上げたい。…ではお茶のおいしさは何が決めるのだろう。 お茶の品質 水の品質 点て方 水の差が茶の善し悪しに影響が有るのはいろいろ名水巡りしたから良く判る。 点て方で…

「青嵐」

茶の湯随想

鈴木宗保/淡交社/1975年。同一タイトルでいろんな人が書いているが、これは「裏千家茶の湯」の鈴木宗保さんのエッセイ。鈴木さんの文章はすーーーっと入って来る。 今までいろんな茶人の本を読んで来たがいまんとこ文章の読みやすさではピカイチかもしれな…

「虹の橋」

台子の茶

今時点で台子の茶に関して思っている事を書いておこう。 まず、台子の茶は学習上の役にはあんまり立たないだろう、と思っている。もちろん、台子の茶を学んでもなーんにもならない、とも思っていない。ただ、台子の茶を学ぶという事は、台子の茶の点前を学ぶ…

「犬追物」

真之行台子

田中仙翁/茶道之研究社/1985。大日本茶道学会の真之行台子の手順書。これを読んだから台子の茶ができる!なんて言う程私も馬鹿ではない。 でも、どーゆーことをするのが台子の茶なのかは判った。感想は: ちょっと面倒くさいお点前やるんだな。 これ、奥の…

「岩燕」

花月の友

花月の友、というのがある。上だけのエプロンみたいな奴で、懐紙とかを懐中できて、しかも女性の帯の位置にベルトが来る様になっている奴。女性で着物を来ていない人は、たいていお稽古の際に付けていると思う。 私の流派では、薄茶では懐紙ぐらいしか懐中す…

「大原女」

茶道と家庭生活

角南元一/家政教育社/1949年。作者は、利休と蒲鉾のえせ侘び茶人の話を例に挙げ、金持ちが侘び茶を行う事がエセであると批判し、こういいます。 抑も侘びとは第一に本当の貧乏を要素とします。それは貧乏のまねではなく、眞の貧ではなくてはなりません。 …

「木の下闇」

金のつぶ

テレビCMで、樹木希林が茶室で納豆を食っていた。舞台は織部好みのシブい三畳台目の茶室。いったいどこの茶室でロケしたんだろう?とか思って調べてみた。http://www.mizkan.co.jp/chilled/ここのCMコーナーから「CM」からCM自身とメイキングの映像が見れる…

「善知鳥」

個人蔵

美術館の茶道具で個人蔵、という表記のが時々ある。この表記は、税務署対策らしい。佐々木三味「茶の道五十年」でも、大正から昭和、戦後になるにしたがって、大寄せの道具が「だれそれの道具」から「個人蔵」の持ちよりになっていく様が描かれる。 また、シ…