2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

進まないお稽古

ほぼ毎日、自宅でお点前の練習をしている。選んだ講座が月イチの為、お稽古の時だけ練習、では忘れちゃうからである。なんて熱心なんだ、俺様。ただ、大きな誤算は、未だ薄茶の平点前に到達していない事である。4月入門で月イチ2時間コースの稽古なので、進…

趣味悠々表千家2

NHKの趣味悠々「茶の湯表千家 千宗左 京に楽しむ夏の茶」が終った。結局何がやりたかったんだろう。 ゲストにふくさ捌きを教えて、でも亭主をやらせるわけではない。 拝見の練習をするけど、本番の朝茶事では拝見なし。 一閑張の取材をして、本番の朝茶事で…

菓子の変遷

利休の時代の茶会記を読むと、今みたいなお菓子は出てない。 ふのやき(味噌クレープ?)とか、椎茸とか昆布とか、あんまりにもお茶菓子らしさに欠けるものが出て来る。一応、金平糖などの南蛮菓子が輸入されてたし、利休ら金持ち集団が買えないはずはなかった…

寒天

夏の涼味は寒天抜きでは語れない。 でも私は寒天の扱いが苦手だ。 錦玉羹 何回やっても微妙に濁る。澄んだ透明感が出ず、どんよりする。 グラデーション 4層ぐらいのグラデーションにすると、どこかで温度管理失敗して固まった後でパックリ剥がれたり、型か…

茶店

抹茶を売っている店を茶店、というのはなんか抵抗があるが、私が利用している竹茗堂が茶店を自称しているので、とりあえず茶店としておこう。お茶屋?それもダメ。茶店として最初は一保堂(ここは茶舗を自称)をメインに利用していた。 缶がやたらと錆びやすい…

茶杓を始めとする竹細工をしていて困る事。いい竹が手に入らない。銘竹店から通販で買えばいいのかもしれないが、建材じゃないんだから、やっぱ一本一本吟味したいので、通販には踏み切れない。ハンズの竹は全然景色のない、どころか樋もはっきりしない奴ば…

チョコレート

和菓子ではなく、チョコでお薄を頂く、というのは妻から教わった。妻は学校茶道出身。先生居ない日はだらけていろいろ適当なお菓子で点ててたんだろうな、と思いやられる。チョコには、点てたお薄をシナモンスティックでかき混ぜると合う。ニッキ味にはなら…

勇気

私は細々と和菓子を作っている。1回せいぜい2個しか作らないので目分量で作っている。 そして毎回ある事で失敗している。…甘さが足りない、のだ。げ、っという程砂糖を入れ、さらにげげっという程砂糖を入れないと、十分な甘さにならないのは判っている。で…

まる

ヒノマルが好きだ。 茄子茶入も好きだ。 芋頭水指も好きだ。丸けりゃなんでもいいのか?いやそうでもないんだな。 ヒノマルはいいのに蒔絵の丸棗はいやなんダスよ。でもヒノマル、茶杓が置きづらいですよ。

柄杓半杓

どうでもいい豆知識。柄杓半杓は約50cc。 #柄杓にもよるが。お薄はこんなちょっぴりのお湯で口が潤う。暑い日に美術館巡りして、呈茶とかで潤った気になって満足してると脱水するのでご注意。#なぜか柄杓を茶杓と書いていたので修正

唐津茶碗

唐津で買ったお茶碗。見込みにへら筋で複雑な景色があるのだが、写真では判りにくいかも。地味かな?と思っていた唐津ですが、やっぱ地味ですね。そこがいいんだけど。ここのお茶碗は全体的に小さかった。 作った人の手が小さいのだろうか?

ふくら雀香合

松江で買ったふくら雀香合。 せっかくだから写真。おっさんだけど可愛い物好き。 可愛寂びを提唱しております(嘘)。

茶茶くらぶ:その2

仕事が忙しく定期的に教わりに行けない、とかの理由で 茶道を続けられなかった人間が茶道に耽る事ができる様な場を作った。 これが茶茶くらぶの大きな貢献だったと思う。今回の破産は身の丈に合わない経営拡大の失敗、という風に見える。 今まで茶道できなか…

茶花

いろいろ勉強中の私ですが未だ一歩も踏み出せない茶花。先生の用意してくれたお花が何なのか判らないし、今何の花がシーズンで、何をとりあわせるかとか、さっぱりわからん。いままであんまり花の名前とか気にせず生きて来ているので、茶花が男の茶道の一番…

茶茶くらぶ破産

茶茶くらぶ破産で妻がパニクリ中。会費は債権回収できるといいね、としか言えない。 許状はどうにかしないとややこしいかな?それらと全く別に、これからどこでどう習って行くのか、という話があると思う。週1とか2とかで一定の時間を拘束されるのは、忙しい…

福岡旅行記

最終日と言う事で時間無し。太宰府へ移動。九州国立博物館で「日本のやきもの」を見る。 「橋姫」「雨雲」「無一物」等に再会。 長次郎「次郎坊」光悦「十王」は初見。有田/伊万里焼のコーナーでは、古九谷は古九谷様式伊万里(有田)、の様なややこしい表記…

佐賀旅行記

昨日の夕方、松江から飛行機で福岡へ。 今朝は佐賀へ移動し唐津から有田までドライブ。 あまり尋常でないルート設定だと自分でも思う。さて唐津。盆休みで多少休んでいた窯元もあるが概ね回れた。 15万出せば、かなりいい物が手に入るが、なかなかそこまで思…

松江旅行記2

朝から清松庵たちばなで上生+抹茶。 松江の上生は全般的に安い。 #たちばなは若干高い 塩瀬で1個買う値段で2個買える。 おそろしい町だ。その後、島根県立美術館へ。 河井寛次郎やバーナードリーチの焼物を見る。 …好きになれない。うさんくさい。なんだか…

松江旅行記

さて、盆休みを利用し、旅行中。まずは茶どころ松江に来ている。田部美術館。 いろいろ面白かったが志野香合がとても素敵だった。明々庵は、結構俗っぽいというか、合理主義的な集会所風の茶室だった。あと、売っている茶筅が80本立てとか、120本立てとかば…

茶箱

今、イカス茶箱を組むにはどうしたらいいんだろう? 茶道具屋で売っている道具ではつまらないものしかできそうもない。しかし自力でそろえるには結構障害が多いんだよなぁ。 茶碗 これはなんとかなりそう。 小棗 小棗って滅多に見ない。安い棗を自力で蒔くし…

三井記念美術館「旅」

興味のない企画展であっても、三井記念美術館に展示替えの度に行ってしまう。 ここは常設展示だけでお腹いっぱいになれるからだ。今回は「旅」テーマなので、常設も三井家で使用した茶箱の展示だった。茶箱なんてしょぼいと思っていたのだが、揃え方によって…

落雁

徳力彦之助著。落雁に関するおそらく究極の著書。類書を見た事ないが。落雁の歴史、製法、味を網羅するだけでなく、おいしい?食べ方や、果てには「この菓子司がこんな位をもらっている筈が無い」とかまで、多岐に渡る知見を得られる本。お勧めです。

落雁

落雁は、粉を小量の蜜(しとり)で固めたもの。 寒梅粉、和三盆、水。 私はこんだけしか使わない。本当はイラ粉を使いたいが、自作しようとして挫折。 取り寄せる程でもないしなぁ。 和三盆だけ固めた落雁はどう作ればいいのか想像もつかないし。しかし、な、…

徳斎ふくさ

妻に徳斎の稽古用ふくさをプレゼントした。一般的には安くてペナペナの方がさばきやすいともいうけど、やっぱふんわり厚く上質感がイカス。しかし、もったいなくておろせないらしい。確かにふつうのふくさの倍の値段はするけど、こんなの恐れてたらこの先友…

8月「蛍」錦玉羹の中に金箔と白羊羹を浮かべたもの。錦玉羹 (白羊羹+金箔) 錦玉羹 羊羹という積層。もちろん、作ってる時は上下逆。金箔部分は宙に浮いていて飛んでる感はなんとか出ているんですよ?写真では判りにくいけど。ちょっと悲しいのは錦玉羹の透…

菓子切り

菓子切りは、菓子を切る道具だ(当り前)。茶事では亭主側で菓子に黒文字を付けてくれる筈なので、これは完全なお稽古用の道具である。私は風情なくて悲しいので黒文字を持ち込んでいる。懐紙に包んで捨てる事ができるのでこっちの方が便利だし、気分も出る。…

朝顔

8月「朝顔」いろんなタイプの朝顔があるけど、これは丸い練り切りを板に押しつけ、板との練り切りの接点に寒天を流し込み、縁をつけたもの。築地ちとせで見て「こういう技法があるのか」と思い、やってみました。

金継ぎ

すまん、マイハニー。 君ご愛用のご飯茶碗を割ってしまった。割れたご飯茶碗には技術獲得の礎となっていただきましょう。という事で、うるし塗り解禁。 金継ぎを試し中。かぶれ防止の為、屋内でレインコート着る重防備。 なので汗だく。ちょっと人には見せら…

夏の和菓子

夏が来た。外出する時、和菓子のネタを探すのが習慣になっている。今日思い付いたのは「蝉時雨」だ。…難しい。木の幹にびっしり蝉がしがみついているのをビジュアル化してもキモいだけだしなー。風情のある音、みたいなのの和菓子化は結構難度高い。

正座

正座は足が痺れる。というか、痛い。点てた頃には痺れも始まっているので客付を向く為の方向転換も地獄。 段々慣れて来るというが、本当かな?すねと足の甲にクッションを貼りたいくらい。テンピュールなんてどうだろうか?…ま、100キロ近い体重を減らすのが…