2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夜の星

築地ちとせ。黒豆巨大鹿の子に金箔。 黒豆鹿の子はぶわっとしてて正直おいしくない…。

8月の展覧会

夏枯れのシーズンですが飯田市美術博物館が気になります。 東京 期間 タイトル 備考 三井記念美術館 -9/15 美術の遊びとこころNIPPONの夏 展示室1,2 五島美術館 8/29-10/19 秋の優品展 絵画・墨跡と李朝の陶芸 美濃井戸 畠山記念館 8/9-9/23 赤のやきもの 併…

山百合

浦和花見。オレンジ白ぼかしの練り切りを手捻りし、箆目で花弁の模様をつけて、羊羹の葉と赤い粟を纏わせた赤い求肥の蕊をつけたもの。日本橋三越で(日本橋高島屋とかぶっていない)唯一の上生売ってる店。なかなか技巧派。

上生いろいろ2008

1年前に上生いろいろ、という名前でおいしい和菓子屋、そうでない和菓子屋の話をした。 1年経ったので、見聞も広まったとこで再確認。今度は5段階評価で いくらなんでもこりゃないんじゃない? がんばりましょう ふつー お、なかなか すっごくイイ で評価し…

一葉

塩瀬のページより↓ 求肥餅の廻りを小倉餡で取り囲んで艶天掛け。 葉っぱ一枚練切で落す。泉か蹲の情景か。いまいち使い辛そうなテーマ。おいしいけど。

懈怠比丘不期明日 その2

「懈怠比丘不期明日」の清厳和尚の書。いくつか宗旦本をあさったら出て来た。清厳和尚が書いた「懈怠比丘不期明日」という字、って事は確実なんだろうけど、イコール 今日庵の腰張りに書いた書そのものである、という事を意味しないんじゃないかと思っている…

おかねもちのおうち

多くの茶道具美術館は大正昭和の数寄者邸宅がベースになっている。要は大金持ちの豪邸って奴である。名物拝見記、というわけでもないけど、大金持ちの豪邸についてプチブル的思い出を一つ。子供の頃、私にとって豪邸とは「山崎山荘」であった。現在「アサヒ…

数寄者美術館

多くの茶道具美術館は大正昭和の数寄者邸宅がベースになっている。五島、静嘉堂、畠山、木下、香雪…美術館として建て増し、建て直ししてあるところはいいが、さすがに老朽化も進んでいる。根津、逸翁は改築中。にしても根津は休館が長すぎないか?3年かかる…

菓子銘失念

玉英堂彦九郎。紅黄ぼかしの練切を絞っただけ。…400円は高いな。

逸翁美術館 引越しブログ

名物拝見記、というわけでもないけど逸翁美術館の引越しブログが始まっていたので御紹介。http://itsuo-museum.tblog.jp/ちなみに以下が計画。http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/ER200710241N2.pdf老朽化した雅俗山荘の近所へ新美術館を建てる、…

水鳥

ってことで甘楽。練り切りひねりもの。やる気なっしんぐな感じが伝わってくる菓子。「水鳥」とか「なでしこ」とか、ふつー6月の菓子だろ?冷凍売れ残りか?

和菓子と季節感と銀座の上生

和菓子には季節感があふれている。…実はそんな事はない。団子や大福、饅頭や鯛焼きに季節感を感じるのは難しい。和菓子で季節感があふれているのは上生などごく一部にすぎない。この2つは感性として全く別物として考えるべきだろう。さて、銀座に上生を売っ…

星の光

清月堂。白餡と大納言一つを黄色の錦玉羹のラップ包み。 清月堂の上生ははじめてなんだけど、ん〜、いまいち、かなー。

妻の誕生日

妻の誕生日祝いにお点前。去年はロウソク40本立てたケーキだった。もうもうと燃えて大変だった。 今年は禅語っぽいお軸を前にお点前。婆伽梵巴巴画讃。菓子:バニラアイスこれでいいのだ。

朝つゆ

榮太樓總本鋪のページより↓。鹿の子を練り切りの葉で巻いて、錦玉羹で朝つゆ、赤い錦玉羹と羊羹でてんとうむし。虫ねぇ。どんなもんだろう?このクラスの造形でも「虫なんて気持ち悪い」という人がいるんではないかと思う。

ポリタン族

せっかくの京都。染井の水を汲みに行く。楽美術館から梨木神社まではさほど遠くない。御所を挟んで西東の位置関係にある。今出川通りを経由してワの字に走ればいいだけ。しかし、梨木神社で待っていたのは水汲み待ちの長蛇の列だった。全国の名水で出会う、…

樂美術館 樂茶碗を焼く

夏に帰省すると美術館巡りは寂しい。そんな中で「夏休み向け展示」をやってくれる楽はありがたい。夏休みっつー事でルビ振りはしてあるが、別に手抜き無し。長次郎の黒楽筒茶碗。長次郎と思えぬ艶黒。火事に遭って釉が融けてしまったのだとか。長次郎のかせ…

裏千家茶道資料館 涼を求めて

三連休なので帰省。 墓参りのついでに裏千家茶道資料館へ。 染付磁器の特集。涼しげでいいわねぇ…ってな事より、今回印象に残ったのはお軸。裏千家歴代の軸が掛かっていて「どーでもいいよ俺には」気分だったのですが、1階の鵬雲斎の軸の前で足が止まる。「…

懈怠比丘不期明日

遅刻した清巌和尚が急用で不在の宗旦に宛てて茶室の腰張りに書いたとされる文。『今日庵』の名前の元となったエピソードとして有名なんだけど、気になる。 茶室の腰張りに書いたこの字、どうなっちゃったんだろう。そのまま残っている?なわきゃないか。腰張…

夕涼み

塩瀬のページより↓。 求肥餅を瓢箪型に整形し、溶かし羊羹でお絵描き。去年は8月の菓子だった。地球温暖化の影響?

清潔

武家茶道は、清潔に関する意識が高いと言われている。自分の流派は武家茶道で、妻の裏の点前と比較して、若干その傾向はあると思っている。 帛紗を直に畳に置いたりしないし、茶筅転がした時のリカバーもあるし…程度だけど。でも納得できない部分もある。 棗…

青楓

塩瀬のページより↓。 吉野羹で抹茶餡を包んだ流し物。でもどうやって抹茶餡を入れたか判らなかった…。 継目がみあたらん。

中蓋

持ち運び用に小棗を買ったり、作ったりしている。会社で一服、野点で一服。用途はそんな感じで。すべて中蓋付。中蓋がないと抹茶は洩れ出て大変な事になる。そんなこと知らなかった去年の春。夜桜野点に普通のひのまるをラップにくるんで持ち出し、えらいこ…

朝顔

築地ちとせ。去年のと違い、今年のは練り切り型物だ。若干がっかり。

「茶道で学んだ作法は事は日々の生活にも活きてくる」みたいな言われ様をする事がある。でも、茶道の作法はやっぱり茶道の為のものだ。棗の蓋を切ったら、蓋はそのまま甲を上にして畳に置く。塗りを畳にくっつけたら、痛むかもしんないからだよね。でも日常…

夏祭り

榮太樓總本鋪のページより↓ 金魚の錦玉羹もの。暑い時はこーゆーので涼を取りたくなる。錦玉羹と青い錦玉羹を固めて角切り。金魚に抜いた赤い羊羹を準備する。 すべてをラップにのせて錦玉羹を流し、ラップの口を縛って固める ある意味「紫陽花」の変形だな。

趣味悠々

趣味悠々藪内家は「涼を楽しむ 入門編」だそうである。http://www.yabunouchi-ennan.or.jp/monjin/nhk2008.htmlNHKのページより藪内家のページの方が充実しているのはどないなもんか。しかし撮影ってのは、やっぱ煌々とライトを照らすものなんですな。明るい…

金泉花

築地ちとせ。求肥餅上にお絵描きもの。緑の羊羹で葉と茎を描き、花弁は大きさの違う歯車状の型で抜いた黄色い練り切りを重ねきんとんの蕊。子供のらくがき的愛らしさ。

新潟日帰りプラン

今回の新潟行きで、日帰りプランが可能だと判ったので記録を残しておく。 また秋にでも行くだろうし。 07:08 東京発 MAXとき303 09:07 長岡乗換 信越本線直江津行 09:56 柏崎着 タクシー移動10分900円前後 10:10 木村茶道美術館着 11:30 木村茶道美術館発 帰…

中野邸美術館 茶碗展

石油王中野さんのコレクション。中野さんと言えば、「こんな凄い名物を、こんなぞんざいに扱うなんて!」と高橋箒庵が絶句した大気者。禾目天目に青井戸茶碗、半使茶碗にととや…実にいいものを置いている。特に気に入ったのは古唐津半筒茶碗。こんなんみたこ…