畳を歩く
畳をうまく歩けない。
どっちの足を引いて、のステップが判らないのではなく、どう歩けば美しいか、のフォームがうまくいかない。ついついドスドス歩いてしまう。直したいが自宅では狭くて狭くて練習にならない。
日本の武道は大抵擦り足が基本である。柔道も、剣道も、そんな感じ。ところがフェンシングでは擦り足で移動すると怒られる。閑話休題。
武道の修練の基本は、常に武道の動きを生活に取り入れる事と聞く。
美しく擦り足で歩くには、こういう歩き方を日常に取り込む、ぐらいの気概がないと身に付かないんじゃないかと危惧している。
では擦り足を日常に取り込んだ、と仮定してみる。
擦り足でしずしず歩むサラリーマン。
ちょっと嫌かな。