特攻あがり
今回はあんまりお茶は関係ない。
鵬雲斎の特攻隊の話の流れで「特攻あがりは死線を越えててスゲェぜ」と書こうと思ってた。
アポロ計画の時代、アストロノーツは宇宙で何か神秘に触れたのか、帰って来ると宗教に走る人が結構居た。残りは実業家になった。
特攻生き残り組は死線をのぞき込み、いったい何を得たのだろう?
特攻あがりは反省と縁の無いぶっちぎり人生を歩んでる気がする。
鵬雲斎。戦後の裏千家躍進の立役者*1。
震洋の島尾敏雄。奥さん壊す小説家。
大山倍達。特攻あがりで自流派をぶちあげた点で鵬雲斎と共通するものが…
とか書こうとして筆が止まる。
大山倍達、調べたら整備兵あがりでやんの。
空手バカ一代で特攻あがりと書いてたのを歴史的事実と認識していた。
あと、
「死ぬ時はたとえどぶのなかでも前のめり」
by 坂本竜馬。
といったセリフも創作なんだと。
http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_4607.html
歴史を勝手に変えすぎだ、梶原一騎。
*1:父と子にはさまれつつ淡々と道を貫く坐忘斎スゲエ