収支

数寄にハマって1年が経とうとしている。

去年3月に出光に行ってからをスタートと考え*1、一年の収支を決算してみた。

収入の部

金銭収入があるわけでないので、得た知見、得た物品をあげよう。

美術館巡り43展。いろいろ見た。「志野と織部」で志野が大好きになった。
数寄旅行8回。松江が良かった。松本で名水点てにハマったりもした。
呈茶や大寄せは12席10流派。まーあんなもんでしょ。
稽古。私は稽古場で12回。茶会もあった。自宅では200回くらい練習した。妻は初級の残り含め20回くらいか。望みはしなかったが割賦法に関しての勉強にもなった。

茶道具。茶碗7つ香合4つ。練習用の茶室に畳と風炉大徳寺の坊さんがかなり適当に書いた軸も1巻もらった。あとは消耗品いろいろ買ったな。
漆器野点セット自作も勉強になった。

茶。6月以前は朝一服、7月以降は会社でもう一服。ざっと600服か。
菓子は7月以降20個くらい食べているだろう。お稽古その他含めざっと200個ってとこか。
昼休みお菓子買いに行くのに会社用自転車もゲットしたっけ。
本。いろいろ読んだ。数えるのも面倒。

支出の部

美術館の料金合計で7万くらいか。
数寄旅行で120万(思ってたよりは少なかった)。
茶道具に20万。
道教室 私5万で妻18万。
茶で4万菓子7万自転車1万。本5万。菓子作りの道具で3万。漆関係で4万。

194万の支出。

一人100万近い出費は得た知識体験モノの値段として、高いか安いか?

こんだけ楽しめたなら、私は安いと思う。今後はここまで旅行とかしない気がするし。

しかしこうやってみると、お茶の教室「だけ」行ってりゃそうたいして金かかる趣味でもないな。あ、いや、そろそろ着物を作らにゃならんのだったか。ゲフゥ。

*1:本当はその前に静嘉堂→五島と流し玉砕した。常設がないとは考えもしなかったあの頃…