最強女性茶人決定戦

最強茶人決定戦をやった以上、最強女性茶人決定戦もやらねばシングルハンドドロップではないか?と思い付く。

でもとても難しい。

戦国の世は女性武人がいなかったわけじゃないが、女性茶人は極端に少ない。
封建の世は女性武人皆無。
明治大正時代、女性の社会進出が進んでも、茶人として有名な人は出て来ない。茶道ってのは隠遁者たるを目指す様なものだから、進んでる女性なら、文学や政治活動に進出する事はあっても、茶人は目指さないわなぁ。
戦後は女性茶人が増えたとはいえ、女性武人は当然皆無。

淀君が茶人であれば簡単なのだが、どうもそんな感じがしない。有楽斎や常真が周囲にいたが、茶頭はいなかったのではないだろうか?

三島水軍のパイレーツプリンセス、鶴姫も、伝説の真偽はともかく、お茶なぞやってなさそうだ。

つーことで、武人要素を抜きにして、女性茶人で「誰が強そうか」というイメージ上のバトルをするしかない。

千宗恩。ふくさの縫い方を定めたとか大津袋作ったとか、いろいろ伝承がある。石田三成の手により蛇責めで殺された、という変な伝承がある。

塩月弥栄子。存命する*1ベストセラー作家。

他の女流はイメージが湧かない。大日本茶道学会二代目会長の鳥尾泰子とか、実績が伝わっている人ですらピンと来ない。

この二人しか思い浮かばないのでこれで決勝戦。先祖バーサス子孫。この二人が女の闘いをしたら、どっちが勝つだろうか?

…なんか怖すぎるので結論は出さない事にしたい。

*1:冠婚葬祭の葬はまだってことだ