阿弥号

茶名の続き。

今の茶道では多くの流派が禅との関係性を重視してか、宗の付く茶名を与えている。でも、本来は参禅してもらう法号の様なもんだと思う。

この法号の最初は珠光が一休に参禅した、というあたりの伝説が発端になっているのだと思う。でも珠光が浄土宗だったり、紹鴎が一向門徒であった、とかの事象はとりあえず無視されている。恣意的な感じがする。

もし、茶の湯の源流を東山殿に求めるなら。

式正の茶の湯で、茶名として阿弥号を与える流派があってもいいじゃないだろうか?

田中一郎 → 田阿弥。

みたいな感じで。どう?アミーゴ。