茶杓の銘を捻る

稽古場で、茶杓の銘を言う。

先月、菓子が蝶モチーフだった時、「胡蝶の夢」から連想して夢つながりで「春眠」にしてみた。残念ながら判ってもらえなかった。

でも「邯鄲」とかにはできなかった。だって口で伝える物だから「かんたん」です、とか言って判ってもらうのは簡単そうではなかったから。

「あ、ほら邯鄲一炊の夢の邯鄲ですよ。コーリャン煮ている間に人生の夢見るって奴で…」

…か、カッコワル!

つまり茶杓の銘はある程度、音で判ってもらえるものでないといけないと思う。


今月、「カキツバタ」、というのではストレート過ぎるかな?と思って「唐衣」を用意しておいた。これは判ってもらえた。定番だし。

「唐衣」をさらに捻って「かへすかへすも」とかにすると、もう何がなにやらになってしまうだろう。でも二服目の練習の時には使っても良かったか…。


ストレートすぎるのはつまらない。でも自己アピールもちょっとはしたい。一人よがりもいかんし、難しいよね。