和の心

お茶は和の心、とか言う言葉がある。


「お茶は和の心でしょうか?」

と珠光に聞いたら、

「どうかな?そーゆー区別無い方がいいよね、きっと」

と言いそうだ。


紹鴎に聞いたら、

「んー、ま、心はそうありたいよね」

と言いそうだ。


宗二に聞いたら、

「バッカじゃねーの?唐物なくして何の茶よ」

と言いそうだ。


と利休に聞いたら、

「きまりがないのがお茶です」

と言いそうだ。

少なくとも室町時代は唐物を賞玩するものであって「和の心である」なんて思って居なかったと思う。

「お茶は和の心」になったのは何時なんだろう?