茶室作りの難しさ
うちの家の茶室に使えそうな部屋は、二階にある六畳の和室である。
間取りはこんな感じ。
図の上が掃き出し窓。
下が、左が両開きの押し入れ、中央は一枚引き戸の廊下、右は階段室の壁面になっている。
んで、この6畳間。京畳を入れるとせいぜい2枚しか入らない。インチキインチキ。
がんばって二畳中板にした場合はこんな感じ。
横に置いた場合がA。縦に置いた場合がB。
このそれぞれに問題が有る。判るだろうか?
Aの場合、茶道口しかない。客は茶道口から入って点前座を通り、中板を跨いで着席しなければならない。
中板はテーブルみたいなものなので、これはちょっと抵抗感強い気がする。っていうか、45センチの板を踏まずに渡れないよね。
Bの場合、茶道口が無い。客が二人入った後で点前座に入る方法がない。
正直、このままでは茶室にならない。
ではどうすべきか?
押し入れと廊下の壁を壊し、通路を作る。
んで、押し入れの両開き戸を殺し、壁面を作り直して茶道口を付け、そこから出入りする。押し入れを水屋に改造する、と言ってもいい。
それしかないかなーとか思っているぜ。結構敷居高いぜ。