茶室の限界
自宅屋内に茶室を設置する…計画だけは立てている。いや、まだ妄想の段階。
ツーバイフォーでフレームを組んで、床を上げよう。
二畳中板にして炉を切ろう。
押し入れを改造して水屋と茶道口を作ろう。
玄関近くに蹲踞相当のものを置いて。
門はなくともしかたない。露地はなくともしかたない。
そうやって妥協していっても、腰掛待合は必須だと思う。
だって中立ちができないもん。
広い部屋であればついたてなんかで目隠しして同等の効果が得られるかもしれないが、二畳中板に座っていて前をふせがれたんでは息が詰まってしまう。
なので向かいの部屋を腰掛待合の様に使うか…夢は膨らむばかりである。
しかしながら、そういう工夫でどうにもならない茶事がある、と言う事に気付いた。
夜噺と暁の茶事。
こればかりは露地に面した茶室が無いと風情がな〜。