じぶんなり中棗製作記1 計画と道具

乾漆による棗作りに関してまとめてみる。

全体工程はこんな感じ。

  1. 木工旋盤で原型を製作する。
  2. 原型をシリコン型取り(メス型)
  3. シリコン型に下地を塗り、麻布を貼り重ねて整形
  4. シリコン型から器を外し、修正
  5. 上塗りし仕上げる。

使用する材料は

1)生漆
下地など作成。チューブ入り。ハンズで購入。

2)黒呂色漆
上塗り用。チューブ入り。ハンズで購入。

3)麻布
繊維の細い目の細かいもの。手芸店で購入。

4)砥の粉
ハンズで購入。

5)小麦粉
接着用。

6)テレピン

画材店で購入。

7)シリコンと離型材と粘土

8)パテ

こんなトコ。


使用する道具は

1)シリコンあるいはラテックスの使い捨て手袋(パウダーフリー)

ハンズで購入。ビニールの使い捨ては安価だが、防水力に欠け、漆かぶれを防ぐ程の性能はない。

2)耐水ペーパー
#400,#800,#1500,#3000くらいがあればよい。

3)ガラス板

サンドペーパーと組合せ、きれいな平面を作るのに使用する。

4)コンパウンド
タミヤ模型のコンパウンド(細目、仕上げ目)を使用。

5)100円ショップのナイロン筆

普通は漆刷毛を使うと思うが、あれは高価だし手入れも難しい。100円ショップで買った筆をガンガン使い捨てにする方が楽。

6)ヘラ

7)100円ショップのペナペナのマナイタ

漆を練るのに使用。

8)キッチンタオル

9)大きめのタッパー

風呂として使用する。漆を乾燥させる場所のことね。

10)木工旋盤とハイス

11)レゴブロック


こんな感じか。