ジャマー

お茶は、伝統文化なおかげで、ついつい懐古趣味的に見られがちだ。でも、本当はそんな事はなくて、時代時代の「今」を取り入れてここまできた。現代だってそのはずだ。


だからといって、現代文明の産物のあらゆる、を肯んじていい訳ではない。お茶に持ち込んで欲しくない物も、やはり一杯ある。


今、お茶にそぐわぬ、持ち込んで欲しくない、と亭主が思っているのに、どうしても客が持ち込んでしまうものに携帯電話がある。

これが鳴り出すと、なんだかブチコワシ感アリアリになってしまう。持ち込んだ当人も大概イヤだろうし。なのに大寄せで一日一回も鳴らずに済んだ、なんて事、ないと思う。

そろそろ亭主側も対策してもいいんじゃないか?と思う。


携帯ジャマー、という装置がある。


妨害電波を発信し、周囲数メートルの携帯電話を「圏外」にしてしまう装置。アキバなんかで買える。

これが数台あれば広間と待合(…あと水屋モナー)をカバーして、あらゆる携帯電話を「圏外」に追い込める、ハズだ。


思う存分、静かなお茶をする為の必需品じゃないかと思う。