シベリア抑留
「にぎわいぐさ」を買ったのは、小堀宗慶さんがシベリア抑留に関して書いていた為。
昭和二十四年九月五日、舞鶴に上陸復員まで四年の星霜を、シベリア中部のタイシェット、ブラーツク、イルクーツクのバイカル湖地区において、最低零下四十数度という極寒と飢に忍苦を重ね、道路建設、鉄道建設を主体とした強制労働の収容所生活が始まったのである。
でもじっくり読んでみると、シベリア慰霊旅行の話しか載っていなかった。残念。
シベリア抑留された有名人といえば後に帝国ホテル総料理長になった村上信夫がいる。
死に瀕した兵士の希望したパイナップルに似たものを、リンゴからつくり出したエピソードなど、そこそこ有名ではなかろうか?
この二人が組めば、シベリアの収容生活でもお茶事が開けたりしたんではなかろうか?…そんな甘いもんじゃねーか。