草庵茶室の美学


「そしてよのなかを こむずかしく ひねくれてひねくれて 考える力!」─“ライヤー教授の午後”より。


古田紹欽/淡交社/1990年。でも初版は1967年。

やっぱさ、易しい事を難しく、難しい事をより難しく解説してはいけないと思う。

露地とは仏教用語であり、サンスクリットの Akas'e の訳である。
Akas'e はAkas'aの語尾変化形であり、Akas'e は虚空の意である。この原語は法華経 Saddharmapundarika の譬喩品に出ており、鳩摩羅什 Kumarajiva はこれを露地と訳し、羅什訳の法華経の流布とともにこの訳語も広く知られた。

南坊録独自の当て字をベースに作成された論理は、いまや砂上の楼閣って感じだしなー。


ただ、うちの師匠の世代はこーゆー本を読んで来ている可能性があるので、こういう理論書を読むのは理論武装としては悪くないかもしれない。

…あ、でも師匠相手にこちらからそーゆー話題を振るのは自殺行為だし、受け答えに使うのもやっぱ危険きわまりねー。役にはたてられないなー。



草庵茶室の美学―茶と禅とのつながり

草庵茶室の美学―茶と禅とのつながり

東京では砧/大崎/浜竹/千早/東中野/永/高円/西荻/南大泉/水道端/目白台/滝野川/上十条/赤北/寺島/砂町/江北/伊興/足立中央/葛飾中央/上小松の各図書館