根津美術館 根津青山の茶の湯

根津さんの茶風を偲び、過去の会記に沿った幾多の道具組の展示。

あの割壷茶会のメインを張った信楽壷花入「破全」が出ているので、大期待して見に行ったら、割られた筈の部分は綺麗に繕われていた。…えー、駄目じゃん。

ここの展示はちょっと照明が強すぎる気がする。そのせいで茶道具がぺかぺか光ってしまっている。

…根津さん、かなり綺麗寂び、なんだよな。んで、そういった道具は明るすぎる場では、なんか安っぽく見えるんだよね〜。

鼠志野茶碗「山の端」。07年3月の出光でも見て、大変大好きになったんだけど、今回は駄目駄目。

山の端は模様の多い目の鼠志野。これを明るいトコで見ると、ちょっとウルサイ感じに思えて好きになれなかった。

こちらの目が変わった、と言う可能性も有るけど…やっぱ照明って大事だわ。