田中仙樵「茶道講義録 第一篇」より:
茶筌は掛け流し物と云つて、客毎に新らしい茶筌を使用せねばなりません。
之れも掛け流し物でありますから、決して古い色の附いた様な茶巾を使用してはなりません。
茶道具において、茶筅と茶巾は使い捨て、という事になる。
お稽古はさておき、ちゃんとお茶事をするには、という前提で。
という事は。
「不時の茶」というのを想定すると、茶筅と茶巾の新品は相当数常時ストックしつづけないといけないものって事か。
…ストックする意識無いなぁ。
安い物ではない、とは言え、別に高くて死ぬ!ってものでもないのになぁ。
「お稽古はさておき」という意識がそもそもいかんのだろうなぁ。