趣味悠々「茶の湯表千家一期一会」第7回

今回と最終回の前後編で正午の茶事の実演をやるとか。

んで今回は初座。


案内と前礼の説明の後、寄付→腰掛→亭主が蹲の水を入替え→中くぐりで迎え→末客が円座等片付け→蹲→躙って席入り。


客が席についた気配で亭主が入り挨拶…おや?躙の戸を閉める音は…?それに躙って入った割に6畳の障子の部屋なのが不思議、と思い巻き戻して見ると、障子の前に簾かけて躙口風にしていたのね。


炭手前→懐石(さくっと終了)→菓子→中立。


中立の際は末客が音を立てて戸を閉め、合図にしていた。
入る時は三枚障子の真中だったので音はしなかったが、出る時は端だったので音が出せた。
出口が入口と違うと言う事は、亭主(半東)は中立前に簾を外から外している筈だけど、そこは省略なの?


確かに正式な茶事の実例編なので、フルスペックでがんばったのは判る。

でも寄付の座敷と腰掛待合と中くぐりがないと本式のお茶できませんよ、と言っている様でちょっと引くなぁ。

寄付くらいは省いても良かったんでは…。