お茶をする、という事に、茶道具を揃えることは含まれている。
お客様にお出しする道具なくしてお茶は成り立たないからだ。

ここでいう茶道具とは、茶碗や茶入などの狭義の茶道具の他、水屋道具や懐石道具、果ては茶室と茶庭に至る広義の茶道具があると思う。

まぁ茶室やなんかはなかなか難しいけど、懐石道具は揃えはじめている。

油揚肌のいい感じの向付、無難な盆…。少しづつ少しづつだけど。


んで、本題。

飯椀と汁椀。

これがめっさ困るんだな。


骨董屋で売っているのは、安いが、もはや実用に適さない程使い込んだ旅館の什器。
あるいは、絢爛豪華な蒔絵の、手の出ないお値段の代物。

かと言ってな〜。茶道具屋は骨董屋のハイエンド側みたいなもんだしな。


デパートは全然駄目。高級食器売場ですら、なぜか蓋付の飯椀と汁椀って売っていない。。


お金のない茶人はいったいどこで飯椀と汁椀を買うのだろうか?