上田宗箇流茶の湯 入門編2 割稽古
上田宗箇流の割稽古。
右手を体の左側へ持ってきてから帛紗をぱらりと落とす。
この流派のふくさ捌きはかっこいい。
しかし、この流派の所作の中で面白いのはやはり柄杓の構え方だろう。
こんな構え方する流派他に見たことがない。
鏡柄杓とは対極。柄杓の合を客に見せる方法。
「毒とか虫とか入ってませんよ、大丈夫ですよ」
という事だろうか?
鏡柄杓はごく内省的な所作だが、鏡柄杓をせず合を客に見せる、という所作って、外向きでおおらかな気がする。
こういう所作の差が茶風に影響を与えることはあるんだろうかね?