笠間と益子
笠間と益子の間は、山ひとつ隔てているだけ。芸術の森公園と陶芸メッセ益子は18キロくらいしか離れていないのだが、路線の関係で電車だと1時間半掛かる。
今回、レンタカーを使って笠間と益子の陶芸市をハシゴしてみた。その感想。
笠間は毎年行っている楽しい陶芸市。作家性も高くて楽しい。
そして益子に行く前の益子のイメージは「民芸のドグマに縛られてる」だった。茶色い陶器がいっぱい有る、というイメージだったが、行ってみるとどうしてどうして、作家性も高くて楽しい。
下のは益子で買った「山羊レリーフのメーメー皿」
判りにくいので醤油を垂らしてみた。
さて、肝心な笠間と益子のハシゴ。
車なら移動時間は30分も掛からない。…移動だけなら。
そこから駐車場に入れるまで随分掛かってしまった。陶芸市の混雑を甘く見ていたわい。
でもまぁ我慢できない程ではない。
ただ、両方の会場を踏破するのは体力的に無理。
足はくたくた、集中力は散漫で、満足に見終えたとは言い難い。
やっぱハシゴは無理があったので、来年は笠間に絞るつもり。
たぶん祭の規模は益子の方が大きい。広大な表通りで/メッセ会場で、様々な作家が陶器を売っていた。でも笠間には凝縮された祭の楽しさがある。
ぶっちゃけ僕が食べたいのは窯元さん家族が炊いた肉味曽*1粥であって、テキヤさんの大阪焼きではない、という事なのかもしれない。