「肉体改造」。
スポーツ新聞によく躍る見出し。
でもこの言葉が私は嫌いである。
だって、スポーツ選手が、自分の競技に特化するために筋トレをするなんて、やって当然な事に、名前を付けて騒ぎたてるなんておかしいじゃないか。
それはさておき。
茶の湯も科学的なトレーニングを導入してもいいのではないかと思う。
4時間の正座に耐える膝関節強化。
正座から一足立ちできる大臀筋とハムストリングス。
水指の重さに負けない脊柱直立筋群。
こういうものをお点前とは別に鍛えるべきなんじゃなかろうか?
昔からのやり方でお稽古してる限り、筋量不足でよろよろお点前している人はいつまでたっても変わらない気がするのだが…。