馬蝗絆がなぜその名で呼ばれるのか、は、今更説明の必要もないだろう。だが、その由緒は本当だろうか? 東京国立博物館 特別展「茶の美術」のパンフにはこうある。 享保十二年(一七二七)に漢学者伊藤東涯が「馬蝗絆茶甌記」を書いてこの茶碗に添えているが、…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。