2010-06-24から1日間の記事一覧

箒のあと 百十五 茶人失敗談3

掛物の売り損ない、の話。話の起承転結がいまいち散漫なので、なにがし庵にて編集。 益田紅艶は、自らの経営する「多聞店」で手に入れた一幅の掛物を、大阪の道具商、谷松屋戸田露朝に売ろうと狙っていた。どういう掛物なのかというと、不昧公が他の大名に谷…