2010-10-08から1日間の記事一覧

茶の精神 その4 かぶとむし

著者は、濃茶の廻し呑みの原点は、大燈国師であるという。 大燈國師が京都の五條橋の下で乞食の仲間に入つて修行していた時代に、橋下で仲間の乞食連中と一つの茶碗で湯を飲み廻していたことが動機となつて、今日の濃茶の様式ができたものだといわれてゐる。…