2011-05-16から1日間の記事一覧

利休の茶花2 鶴の一声

鶴の一声(旧銘 鶴の嘴 但し鶴は雨冠の異字体)は、利休所持の名物花入である、と山上宗二が語った品である。著者は、松屋会記の天文六年の会からそれを引き出す。 利休の挿花についの最も古い記録は、彼が催した茶会の中で、最初の会記として載っているもので…