2012-06-07から1日間の記事一覧

茶碗談義2 茶碗の産地

我が茶碗が支那朝鮮の寫し物に堕するのは當然であるかも知れぬ。 然し此所に新方式を開拓したのが仁清で、之に従つたものが乾山である。 朝鮮から出てゝ、全く新しい日本茶碗を造り上げたものは樂茶碗である。 樂は茶碗發達の最高峯でなければならぬ。 樂燒…