2012-09-17から1日間の記事一覧

宗旦聞書11 心得の事

一、当座怪我あやまちするとも少しも心にかけず其の座にて二度思ひ出すべからず 怪我は誰人もする事也され共一座のさまたげとならば心懸専要也第一不断の嗜薄き故なり 又しれぬ先の事思ひ斗らふべからず唯つかふ所に心を入れて脇へ心をちらすべからず 放心に…