2013-01-19から1日間の記事一覧

近世茶道史12 幕末の武家茶道

第2節では、井伊直弼と伊木三猿斎を事例に、幕末期の武家茶道のありかたを検証する。井伊直弼は、30代初頭まで埋木舎で不遇に過ごすわけだが また埋木舎時代の直弼は、茶の湯に対する基本的な思惟をすでに形成していたとも考えられる。すなわち逸話を諸書に…