2013-02-23から1日間の記事一覧

若き日の利休3 紹鴎と利休

若き俊英の利休を、紹鴎は可愛がったと著者はいう。 かうした新しい性情をもつ輿四郎に、紹鴎は却つて頼もしい心を感じたであらう。 前の時代の人は、それ/゛\の心に結んだ實をも、いつしか地におとしつつ、末知らぬものとなつてゆく諦観をもつたのである…