2013-03-11から1日間の記事一覧

茶道支那行脚10 茶と世道2

著者による日本の茶の湯批判は、概ねその線の細さに集中する。 世間で茶道を考へるのは、とかくお茶の道具を取り揃へることとか、茶室を用意することとか、やれ文琳の茶入れの、利休の茶匙の、やれ袱紗さばきの、お稽古日のと云つた風の事のみにあたまを使ふ…