2013-04-07から1日間の記事一覧

南坊録に學ぶ7 ながめ・ながめらるゝ心

紹鴎が、或る人からわびちゃの湯の心はどんなものか、と問はれたとき、新古今集にある定家朝臣の歌を引いて 例の句に対する解釈。 居士が此の見渡せばの歌を採用して、花も紅葉もない浦の苫屋の秋の夕暮を、稱へ唱へたのは、何等の人為的な施工をして居ない…