2013-04-14から1日間の記事一覧

茶道言行録4 濡れ板

古田織部が大阪城の二の丸で、秀頼に茶を上げた時、炎天に乾かされて俄作りの戸板などが反たので、織部の作意にて之を水に濡らし、漸く間に合わせた。 この作意を織部の内の者であつた道巴なるものが、京に歸つて人に語つたので、これを聞及んだ木村宗喜は、…