2013-12-30から1日間の記事一覧

水戸茶道史考4 西山樵夫名で序文を書く

隠居後の光圀の話。 一見、樵家の如き山荘に住んだ義公は、西山樵夫の名を以て珍しくも山田宗偏の『茶道要録』に序文を物し、それが自筆刻で掲載されている。 しかもそれは発行書肆の依頼によったものであった。 書肆は京都出雲寺和泉椽と丸屋源兵衛である。…