2015-11-19から1日間の記事一覧

幻の茶室転合庵4 桜山一有筆記に見える転合庵

桜山一有は、遠州の茶杓下削りとして有名な村田一斎の門下で、不二庵と号し、肥後細川家の茶道。享保十三年、八十三歳で没した。 「桜山一有筆記」は、彼が師より受けた茶事上の談話、自らの見聞記などを集めたものであるが、そのうち転合庵に関する記事が二…