2016-02-01から1日間の記事一覧

茶道文化論集8 腹さすり布袋

腹摩布袋の絵は、南宋の画家牧渓の筆で、同じく禅僧の簡翁居敬の賛がある。 足利将軍家におさまった舶来品で、東山名物となったものである。 というわけで腹さすり布袋の来歴に関して。 ところで、牧渓や簡翁和尚の落款印のほかに、図に「王のいん」とあるの…