2016-02-24から1日間の記事一覧

茶道文化論集26 茶会記のはじまり

現存する茶会記のうちで、最も古い年代を示すのが『松屋会記である』。 原本は失せて、写本のみが伝わっているが、天文二年(一五三三)三月、奈良転害郷の松屋初代の塗師屋(漆屋)源三郎が招かれた東大寺四聖坊の茶会にはじまる。 初期茶会記の一冊として、松…