2016-03-04から1日間の記事一覧

茶道文化論集33 茶頭

時は移る。利休亡きあと、織部は茶湯の名人と称される。 秀吉の死去(一五九八)の前後である。 (略) そこで、織部の茶湯三昧がはじまり、名人の称も得たが、武家に茶湯三昧が許される時流ではない。 関が原役(一六〇〇)、徳川幕府開府(一六〇三)と政局は動い…