昭乗の茶室。 昭乗は閑雲軒といふ席を作つた。 此の席に就いては「男山考古録」の記録と西村氏の所説が多少異つてゐる。 前者によれば閑雲軒は瀧本坊の客殿と北の奧鳴門の間(十二帖)との續き軒合せの所で一間半四方の一室を構へたのである。 床は間半にして…
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