対幅書院式の飾には対幅を正式とする。 正平十六年佐々木判官入道々誉が新将軍と共に都を落ちた時、彼の宿所を敵に明け渡すに見苦しからぬやうにと、室内を飾附した時の床飾の掛幅は三幅一対であつた。 知ってた。 当時以来書院には対幅を尊重したのである。…
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