2017-04-25から1日間の記事一覧

日本茶の湯文化史の新研究6

石州の将軍茶道師範の名が定着した最も強い要素は、「石州三百箇条」の制定によるものであろう。 (略) この書の成立が寛文五年(一六六五)の将軍への献茶より、むしろ柳営の茶を規定し、師範と称されたという定説の根本的な理由となっている。 というわけで石…