2017-05-04から1日間の記事一覧

日本茶の湯文化史の新研究13

次に「異風」について。 前出の「津田宗及他会記」の「鶴嘴の花瓶」は千利休の茶会に用いられた茶器として、宗及にとっても極めて強く印象に残った茶器であったことが、彼の詳しい批評からも窺われた。宗及のこの批評の後半に、此花びん、惣別、こびたる物に…